内容がすぐに解る【目次】
美容師がスタイリストになるために必ず通る道。

美容師の「見習い」とも言われるアシスタント。
美容室に就職するとすぐに髪を切れるわけではなく、まずは過酷な練習から始まります。
そしてその練習を積み重ね、スタイリストへ昇格。
ここで初めて、世間一般でいう「美容師」になれるわけです。
世間一般の美容師になるためには、実は、想像以上に大変です。
美容師になるためには膨大な時間がかかる。
「美容学校をでたらもう1人前じゃないの?」こんなことをよく聞かれます。
結論からいうと、卒業しただけでは国家試験をクリアできるだけの美容師としてはまだ1割にも満たない技術レベルです。
美容学校は国家試験のための養成所。実際、意味がないといっても過言でないほどのものだと思います。
自分自身、わざわざ遠い場所まで通った学校ですが正直、もっと「実践的なことを学びたかった」と思っています。
卒業するまで2年間の過程が必要になりますので、見習いになるまでに2年です。
他の専門学校と違い、ほとんど実践で使うことは勉強できません。
近くの学校だろうが遠くの有名学校だろうが、基本的に大した差はないのが現実です。
美容室に入ると、本当の勉強が始まる。

美容室に就職してからお店によって違う技術を身につけ自分で自分自身を育てて行く道が始まります。
いままでは「美容師になりたい!」と意気込んでいた人も大概はこのスタイリストになるまでの練習期間で辞めてしまいます。
その理由として、期間が長すぎるのも一つの理由かもしれません。
見習いになるための2年、そして美容室に勤めてからスタイリストデビューできるまでが役3年と言われていますので…
合計、約5年はかかります。
これなら、美容学生時代にどうにかしろよって思いますよね…。
業界を変えるなんてことは一個人ではほぼ無理ですし簡単なことではありません。
しかし、業界の方でもこれを思う方は多いみたいでこれから先の美容学生はいつか何かが変わるのかもしれません…
美容師スタイリストになっても決して「楽」ではない。

やっとの思いでスタイリストへ…
「スタイリストになれば売り上げ次第で自分はどうにでもなれる!」
「自分の時間がやっとできるようになる!」と思うのですが…
今までスタイリストになるまでに練習が必須ですが、教えてくれたのは他でもない上司ですよね。
と言うことはそれを自分もまた部下に伝えていくのも仕事ですし、プラスして会議が増え数字に終われる毎日となります…
現実はそう簡単に甘くないです。むしろもっときつくなると感じる人もいると思います。
美容師スタイリストになれる人材は約30%の人間。
これは統計的なデータなので全部が全部ではないのですが…
業界として3年で離職率70%の仕事って、控えめにいって「ブラック」ですよね。
美容師一年目から始まるのは毎日朝から晩までの練習の毎日。
練習するにも、営業中にやるわけにもいきませんし…
練習ができる時間は朝の営業時間前と営業後の毎日なります。
ざっくりですが、パッとみるとこれだけ?と感じるかもしれません。
しかし、例えばブローだけでも約3種類〜5種類ある中の一つをクリアしたら次のブローへ。
と、どんどん進めて行きます。そう考えたら果てしなく感じませんか?
実際ここで、毎朝毎晩早くからきて練習して営業して夜遅くまで練習して…
という現実に先が見えなくなったり、美容師一年目では基本的に大学3年生の年齢なのでまだまだ若いです。
周りは夏休みで遊んでいる中、自分たちは過酷な練習の日々。遊ぶ時間もなければ、お金もありません。
自分で選んだ道とはいえ、現実は厳しいものです。ここで挫折する人が大半です。
美容師スタイリストに晴れて昇格したその先は…

結論からいうと、「もっと大変」です。
ただ、ヘルプに入ったりお客様をお店のために回し続けることとは訳が違います。
責任感、自分の底上げ、自分の理想…
スタイリストになってこそ、本当に楽しさを感じられる反面現状に満足できなかったり、その責任に押しつぶされそうになったり…とリアルな悩みに直面します。
美容師としての悩みと責任感
美容師として「もっとこうだよな…」と感じることは多いはず。
例えばパーマをかけてかかりが弱かったりしたとき、お客様は笑顔でも心の奥はどう思っているかわかりませんよね。
そうなれば自分のレベルを自分で上げて行くしかありません。勉強したり、新しい薬剤を試してみたり…
スタイリストになれば、お客様をより幸せにするための勉強が始まります。
美容師としての自分を疑ってしまうこと

「自分はこれだけやってるのに…」と思ってしまうこと。
やはり時間が大きいのかなと思います。他と比べたらキリがないですが生産性としては決して良いとは言えないですし、1日の自由なんてほとんどないでしょう。
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それでいて手当のつく会社なんてほとんどないし、賞与のある会社もほとんどありません。
これで悩み、辞めて行く人も多いです。
だけど、なにを言っても結果が全て。どんなことでもそうですがそれが嫌なら違う方向性を考えたり、無理に美容師をやらなくていいと思います。
将来を考えたって、不安ばかりでてくると思いますよ。
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そして美容師はお客様に信頼されるにあたって技術はもちろん大事ですがそれ以上に大事なこともある気がします。
確かに自分の指名をたくさんつけていけば場所によりますが美容師はより豊かになれるはずの職業です。
それでいて自分の頑張りに対する対価を得ることができないなら、自分に合う場所にとっとと移りましょう。
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確かに、移るなんてそんな簡単なことではないのは百も承知です。
でも永遠に愚痴りながら仕事している方がつまらないし結果は出ないと思います。
美容師をやりながら他の事業を立ち上げたりするひとやブログ界隈で有名になったり個人メディアで集客したり…たくさんの人がいます。
美容師でありつづけたいなって思う人は、みんななにかしら行動しています。
実際、あなたは時間があるのかと言われたら答えとしては「別にそんなに無い」です。
でも、「美容師さんって忙しいし給料も低いしたいへんよね。」と言われつづけたからこそ
将来裕福でありたいし、いい車乗りたいし、家庭は大事にしたいし、ある程度は自由に働きたいです。
「美容師だって美容だけじゃなくともここまでできます。」と言うのが証明できればいいかなと思います。
これって、同じ考えの方多いと思うんです。ましてやこれから美容師になろうと思いつつ考える人もその親御さんでさえも。
だからこそ休みとか関係なく、今から頑張って「幸せ」になりたいから行動します。
簡単なまとめ
美容師になると決めた以上、挫折したくなることもたくさんあるだろうし特に保証された未来なんてありません。
アシスタントだろうがスタイリストだろうが、悩みはつきものなんで、永遠に勉強だと思います。
アシスタントにはアシスタントなりの苦しみがあり、先輩にバカにされたり謎に怒られたり…ムッとする場面があったり。人間関係と拘束時間をメインに、時には逃げたくもなるでしょう。
スタイリストになればその責任とその先への不安だったり…を感じ続けて行くことでしょう。
たくさんのことがありますが、最後は結果です。
なにをしようが自分の結果で周りの目は変わるし、美容師を楽しく続けたいと考えるなら美容師であり続けていいのではないしょうか…?
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