内容がすぐに解る【目次】
美容師の将来とその現実とは。

美容師さんって将来どうなるの? やっぱりお店持つの?
こんな質問をよくされたり、実際に僕も考えたりします。
美容室にいったとき、40歳を超える美容師さんに担当される確率ってなかなか低いと思われます。
イメージとしては「若くて、華やかで…」と、僕もそう思っていました。
では、実際のところどうなの?という疑問についてですが、結論からいうと美容師で今の時代を生き抜いていくのが現実厳しいと感じ方が多く、辞めていきます。
一生美容師でいるには、なにか違うことを副業とする考えだったり、己を磨き上げて一生の生涯顧客を全力でつくること。こんな考えも参考になるのではないでしょうか。
今回は、僕の体験と考察をいれつつ解説していきます。
美容師は「若い人」が多いという現状。
美容師は華やかなイメージがあるが故に、若い人が多く憧れるという現状があります。
なのに、不思議と30代、40代、50代…という年齢層がだんだんと少なくなっています。
これには様々な背景がありますが、ひとつひとつ説明していきます。
美容師の平均年齢は29歳。
この平均年齢で見てみると、29歳という数字は相当低いように思います。
ちなみに他の仕事はほぼ全て30代以上が平均となります。
他の仕事が30代中盤〜40代が多いこの時代。
これってパッとみるだけではわかりにくいのですが…
10代、20代、30代、40代、50代、60代があるとして、20代が平均年齢ということは
30代〜人たちがどれだけ少ないのかあからさまとなって分かりますよね。
結婚して、子供ができて…という人が多くなる20代後半〜30代前半。
子供ができれば、子供たちはほとんど土日休みです。
奥さんだけに任せられますか?会社は考慮してくれますか?
でも知っていて欲しいのは美容師のさまざまな働き方。
参考記事⬇︎
美容師の休日は少ないの?現役美容師がその実態を解説。【どんな業種よりも自由な働き方があります。】
そして子供が大きくなっていけば当然お金もかかります。
そんな大事な時期にお金が稼げないと言われてるのが美容師の現状です。
参考記事⬇︎
美容師の安いと言われる給料の実態を現役美容師が解説。【平均すると年収280万円】
なぜ、このように20代ばかりが増えてしまうのでしょうか。
この答えはいたって単純。「辞めている」か「独立して潰れている」です。
大事な時期にお金がなかったら、もっと稼げる職につきますよね。
または独立して稼ごうと思い開業しますよね。
それでも、まだまだ甘くないこの現実。
美容師の将来は独立?今は独立すら危うい現状。

大型サロンで就職して技術を身につけたら、その先は自分のお店を持って独立。
美容師である以上、そんな将来の夢を抱く人が多いです。
これをする人たちに多いのは30代を超えた方々…
だけど今の時代では、そう簡単ではない「現実」の壁が立ちはだかります。
美容室の件数はコンビニの件数を余裕で上回る。

「あ、こんなところにも美容室できたんだ!」と思ったらここにも…
今住んでいる街にも、「こんなに美容室あったっけ?」とこんな風に感じることが多くあります。
上の記載では、他の職ではありますが件数の多いものを述べさせていただきました。
普通に考えてみて、どうですか?
僕が率直に感じたことは控えめに言って「やばい」です。
こんなに美容室あるのに、「独立してやる!」と思えるのはある意味すごいと思います。
美容室は完全に飽和状態。

皆さんの住んでいる街はいかがでしょうか?
コンビニと違って「あそこに美容室できたんだ!助かる〜」とは、よほど美容室が少ない街でなければほぼ100%なりません。
だって、これだけたくさんあるのですから。
歩けば美容室、まっすぐの大通りを見渡せばずらっと並ぶ美容室。
なんてことはざらにあります。
なのに、どうして美容室を経営するのでしょうか?
こんなところでしょうか。確かに美容室で勤務してる以上給料も安く、基本的に土日は無く、時間も長いです。
だからこそ「自分でやろう…!」と思ったりする人は多いのですが
いまの現状から新しく美容室を立てたら、よほどでない限りお客様はついてきてくれない人は多いです。
何度も言いますが、これだけの数の美容室が溢れてます。
毎月100人指名で今来てくれてるとして、独立して場所、価格が変わったら…?
100人必ず来てくれる保証なんて無いですよね。
ましてや価格の安い美容室も増え続けています。近くに信頼できる「安くて頼れる美容室、美容師」が見つけられたら、僕だったらそっちいくかなと思います。
しかもこれだけ美容師さんがいるので、どこぞの有名な美容師さんに切ってもらってもしっくりこないなんてことは僕自身も経験があります。あんなに高い額を払っているのに。
それより、いちスタイリストさんの方が気に入りました。
これらのことも踏まえ、よほどの価値が無い限り、現実的に今から独立は厳しいでしょう。
美容師に残された未来は…?

簡単にいうとこれです⬆︎
たくさんの働き方もある美容師ですが、僕個人としては若いうちに稼げる仕事であると思います。
体も動くし、時間にも縛られないですし。ほぼ完全歩合であってフルに体を使えば現実的に月に50万は夢ではありません。
参考記事⬇︎
だけど本気で将来を考えて見た時、保険のない会社にいるということや拘束時間や土日の規制などを考えるとどうも美容師はなかなか厳しい現実に直面すると思います。
稼ぎがあればそれでいいという人もいれば家族を大事にしたいという人もそれぞれだと思いますし。
結局、人によって考え方は変わるので、必ず「美容師は将来的にやばいからやめとけ」とは言えません。
普通に暮らしたければ決してオススメはしませんが。
だからこそ、美容師になる以上相当の覚悟が無い限りこの仕事は続きません。
「せっかくの技術であるし、できることならずっと美容師は続けたい。でも…」
と考える方は嫌という程見て来ました。
そこで僕の行き着いた答えとしては、「好きな時に美容師ができる自分になる。」ということ。
正確にいえば、このブログや他のことでも稼ぎを作ります。
美容師の生産性を考える。

美容室が増えすぎて、単価は下がるところまで下がりました。
お客様目線からすると、「1000円でも10000円でもカットって振り幅が効くんだ。」ということになります。
そしてかかってくる経費…
それでいて何十時間も労働を課せられる実態…
世間的にみてください。人々の大半が美容師ではないこの世の中、たくさんのことを知れば知るほどバカにされてもおかしくないですよね?
美容師はやりがいのある仕事で、素晴らしい仕事です。
だけどやりがいだけを尊重して、「将来迷いがありながら仕事してて楽しいと思えますか?」
僕には、体が動かなくなってくることを考えると、難しいと考えるので美容師だけでない新しい道を見つけています。
美容室は自分に合う美容室を見つけるべき
それでも、プラスに言えば美容室は約23万件あるうちの1、2件しか経験していない人が多いです。
だからこそ、自分似合う場所をもしかしたら見つけられる可能性があると言えます。
社員じゃなくていいと言うならそうであるべきですし、場所を問わずに自分でどうにか開拓するにも可能性はみえてくるかもしれません。
なんなら海外で働くのも一つの手かもしれません。
そのあたりはやはりこの技術職である美容師のいいところだと思います。
日本の美容師は優遇されるらしいですし…
簡単なまとめ
美容業界の現状と美容師の僕の考える未来です。本当にどうなるのも自分次第かと思います。
独立が悪いのではなく、経営するなら経営の勉強をするべきです。
よく聞くのは、「今までハサミしか持って仕事していない人がいきなり経営なんてできない。」
ということです。死ぬまで稼ぎ続けなければいけない独立の選択。修羅の道であることは間違いありません。
勤め続けるのであれば自分にとってプラスな場所でないと厳しいと思います。
今、本気でやりがいを感じれていますか…?
不安を抱えて仕事をこなしていませんか…?
自分の未来は、自分自身で掴みに行くものだと思います。
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